「純情きらり」第7週 貧乏なんて怖くない

 西島秀俊さん演じる杉冬吾というキャラクターはどう考えても太宰治をモデルにしているとしか思えないのですが(津軽弁からして)、冬吾に限らず、この作品に登場する男どもは総じて太宰の影を背負わしてる節があるような気がします。単に亜姫の中に太宰=人としてアレすぎる人、の印象が強いだけかもしれませんが。

 しかし西島さんは想像通りのキャラクターでツボを的確に抑えてるわけですが、彼以上に今気になってるのが達彦さん(福士誠治)。

 桜子さん(宮崎あおい嬢)に偉そうに振舞ってる割に、自分だって所詮田舎の味噌屋の箱入り息子のとんだ世間知らずの坊ちゃんで、その上天然。しかしキレた時にはおかん(戸田恵子)も真っ青の行動力を見せる達彦さん。そんな達彦さんとあおい嬢が次週急接近ですって!?(テレビ誌立ち読みして悶えた) まなこをかっぽじって凝視します。