「轟轟戦隊ボウケンジャー」#12 ハーメルンの笛


 5話以来の姉さん主役のエピソード。しかし姉さんの視点や心情は一切挟み込まれないという特殊な講成。

 12話はユルい、もとい子供っぽい、どころか子供そのものである菜月がさくらを再認識する話ですが、菜月を通してボウケンジャーを見ている子供たちが「ビバさくら姉さん!」と痺れられるように出来ているエピソードです。その憧れが「もういっそ末永遥さんに踏まれてもいい」、と思うあたりがきっと子供と大人の境界線。冗談です。



→チーフの手の位置が微妙にアレなのが、さすが不滅の牙といった所(何言ってんの)。

 姉さんが取り乱すのはチーフが負傷したこの部分だけで後は終始冷静同トーン、前述したとおり姉さんの感傷からくる視点は一切ないからそう見えないだけで、「落ちたものはしょうがない」「私的には80%の安全は確保してあったんです」という薄情に聞こえる台詞も本当はテンパっていたのかもしれないし、よく考えると「ちょっとしたボウケンだな」と同じレベルの事言ってやしませんか。赤め!




【実際の重火器が出てくると燃える】

 アクセルラーを壊されてしまった為無力化、と思いきや、フル装備で敵陣に乗り込む姉さんたち。実際の重火器が登場すると燃えます。普通の武器じゃあくまで足止めしかできない、という初回のフリがちゃんと生きているのもいいですね(カースたちは倒れるけど消滅はしない)。あとイブキさんやヒカル先生に続いてのゼロ距離射撃。ああ踏まれた(略


【真墨は本当に闇属性なのか】

 闇のヤイバ様に闇属性認定されたとは到底思えない伊能真墨さん。グリーンピースが嫌いな人は多いだろうけど、彼がやるとお子様そのものに見えます。或いはヒロイン属性(爆)。下手したら菜月の方がお姉さんにさえ見えてしまう今日この頃ですが、そんな二人に次々回試練が……


【ボウケンお子様ズ】

 そのテーブルでゴハン食べるのは食べにくそうだなぁと思いました。しかも面積上5人同時にゴハン食べれないよ!(何の心配だ) この3人は能力差はあれど、精神年齢的には同レベルのようです。記憶喪失の菜月、人格崩壊再構築中の蒼太さんときて、真墨って一体……(遠い目)。


【今週の小ネタ】

 ダークシャドウのカナデガミの声が津久井教生さんでした。音楽が中川幸太郎氏だし、「スクライド」繋がり。


【今週のミニコント】

 今週は「電撃戦隊チェンジマン」。モロリアルタイムに見ていたけど覚えてないなぁ、と思ってたんですが、イントロ聞いた瞬間、主題歌のメロディ全部思い出しました。恐るべし刷り込み。あと内容も電撃的に思い出した。脳味噌って凄い!