「NANA」#4


 今月号の「Cookie」の「NANA」を読んで、「このナマ殺し展開がぁあああ嫌いなんじゃあああああ!」とまたもキレた亜姫なんですが、アニメの「NANA」はナナ(朴路美姉さんの方)の過去パートに突入。ハゲキタ! 路美姉さんのモノローグはシビレるばかりです。

 しかしナナにベットの中で「俺、東京に行くから」と別れを告げるレンを見て不意に思い出したのは、むかーし矢沢あいが「りぼん」作家だった頃の「マリンブルーの風に抱かれて」という漫画の終盤、両思いの癖にさんざんすれ違いまくって(少女マンガの王道パターン)、ようやっとお互いの気持ちに気がつき、ハッピーエンドか!?と思わせておいて、次のページでぶちぬき2ページのデカ文字でヒロインに男が宣告した「俺、カリフォルニアに行くんだ」というお別れ発言。子供心にカリフォルニアは衝撃的すぎた。それにくらべりゃ東京なんて、と思った第4話。いや心情的にはカリフォルニア級だったのかもしれないけど。


 あと今日気がついたんですが、EDの演出は「鋼」のEDを担当した方でした(鈴木典光さん)。切り絵のような画調が大好きです。