「功名が辻」#11


 やたらクローズアップされていたあの子供が後の成宮寛貴か……仲間さんとは「ごくせん」以来? ここでこれだけ強調されるという事は後半かなり活躍するんでしょうか。そういえば千代とアホの一豊様の結婚式以来全然姿を見ない玉木宏どうした。

 今週のハイライトは比叡山延暦寺焼き討ちで、焼き討ちに反対し、舘ひろしにブッ飛ばされてなじられながらも、いざ本番では冷徹に任務を執行、男女問わず皆殺しにした明智光秀と、非情な命令を執行しようにもできず躊躇う部下の気持ちを汲み取って女子供を逃がし、命令の全てをバカ正直にやる必要はない、と言い切った木下藤吉郎秀吉との対比。

 次点は戦場から何とか帰還した一豊様に、先週もう死んだに違いない的発言をしておきながら、泣きながら抱きついて「絶対生きてると思ってた」と生還を喜ぶ柄本明のタヌキっぷりに呆然とするロンブー敦さんと生瀬勝久さんの顔芸。

 別に全ての出来事に山内夫妻が絡む必要性はないと思うんですが、今の所殆どの歴史の節目に関わってますね……。