渋江譲二さん。


 渋江譲二さんといえば、実写版セーラームーンにおける衣装という名の羞恥プレイとしか思えない仕打ちに1年耐え抜き、培われた経験値と特撮演技力でもって現在「響鬼」でイブキさんとして輝いているお方ですが、そんな渋江さんがタキシード仮面時代、オールスター感謝祭にタキシード仮面の恰好で出ていたという記事に真夜中に爆笑致しました。
 いやもう偉い。偉すぎる。セーラー戦士たちといい、ド根性です。役者魂です。まったく凄いよイブキさん。


 しかし特撮出身の若手俳優たちといえば、その番組終了後の出演作が今後の活動を占う重要な問題なわけで、考えられるパターンとしては、

  1. テレ朝系・東映系ドラマで主人公の相手役。基本ちょっと抜けた二枚目
  2. 昼ドラで主人公に振り回されるバカがつくほどに純粋な青年。
  3. サスケ系のアスレチック番組常連。
  4. 特撮系Vシネ常連。


ですが、渋江さんの場合、運動神経が壮絶に途切れてるらしいので(それが原因で危うくイブキ役を落しそうになったらしい)、まず3は除外。残る選択肢のどれか、になりそうです。

 順調に数をこなして花形ドラマ枠へ躍り出る(例:オダジョー・要潤)か、気がついたらフェードアウト一直線(例:波風が立つので略)かを考えると、他人事ながら不安で仕方がありませんが、役者の資質としてはレアな「一見人当たりがよく優しそうなのに腹黒」キャラを天然で持ってると思われるタイプなので頑張ってもらいたいものです。そんな心配を「新・科捜研の女」に出ている馬フェノクこと泉政行を見てたら思いました。