「義経」#26


 人質同然に大姫の婿になった義高こと富岡涼君が、父義仲の死を聞いての神妙な振る舞いを自分の経験から「生き延びる為の子供の智恵」と洞察した中井貴一頼朝、今にもバッサリ義高を殺せと言いかねないね、と思いきや、娘・大姫に「どうして義高様は泣いてるの?」と問われたに途端に人の親の顔になって動揺する様は見ごたえありました。とりあえず涼君は大丈夫ですね。とりあえず。


 しかし期待していた石原さとみ嬢のジャイアンソングがまさか吹き替えだなんて!!(爆笑) 全国放送でアレはマズいという判断ですか? 正しい判断ですが惜しい、惜しいよ。そんな下手に歌だけ上手くてもやっぱり舞踊って難しいんだなぁと痛感。この際、奉納舞なんかは萬斉さんあたりに吹き替えてもらったらどうでしょうか。

 
 あと細かい所で後白河法皇の今様狂いの一面が見れましたが、そういう史実上の人となりが唐突に出てこられてもなぁ、という感じ。


 そして遂に次回一の谷ですよ。みんな知ってる崖ダッシュ。何てこと! 一の谷っていったらヒビキさん(細川茂樹)が!! イヤー!!