「仮面ライダー響鬼」#12 開く秘密


 アスム君が迷い込んだ甘味処「たちばな」地下の秘密基地空間、響鬼に限らず特撮ものって大概そうだったからまあ予想の範囲内でしたが、ショボかったです。いや子供の創造範囲内の秘密空間という感じでワクワクはしたけど、せめてあのからくり壁の安普請ぶり(恐ろしいぐらい薄かった)ぐらいどうにかならなかったんでしょうか。


 展開的にはみどりさんが色々な設定をアスム君に喋ってましたが、それ一応機密事項じゃないの? と思わずツッコみ。設定的には猛士から化け物退治の鬼(ライダー)ができたのではなく、最初に鬼がいて、助けられた人びとが猛士を組織した、という設定が興味深かったです。じゃあ鬼は元来どこから来たの? という秘密の前フリがふられたわけで。


 一方、ヒビキさん方面では、軽口を叩きながらも目は笑ってないシリアスなヒビキさんが拝めました。恰好いいなぁ。


 あとさらっと描いてたけど、あきらちゃんがイブキと同じ部屋で着替えていたように見えたのは私の気の所為ですか。年頃の女の子がいけないって!!