「世界の中心で、愛をさけぶ」#7


 白血病患者の真島からアキへ、アキから朔太郎へと投げかけられた「失われたものの代わりに、得たものもあるはずだ」という言葉が、まんま「鋼の錬金術師」な事に、ドン引きしすぎて椅子からガタ落ちの亜姫です。


 しかもオンエア終了後のCMでアジカンの「リライト」のサビに乗せた鋼の番宣CMあったし……。

 
 今回も(というかほぼ毎回ですが…)オリジナル部分が目立つこの作品において、そのオリジナルにオリジナリティが全くないのはイタいなぁ、と思うばかりです。ただでさえどこかで見たような設定なうえ、どこかで聞いたような台詞ばかり。元ネタ探しは堤作品の醍醐味ですが、今回に限っては結構地雷です。凹みます。
 

 冒頭からその台詞が炸裂でドン引きガタ落ちしたまま、這い上がれなかったので、あまり他の感想がありません。強いて言うならスケちゃんの出番が少ねぇー!!トカ、真島こと鳥羽潤の出番の少なさに涙したトカ、学校をさぼる時はせめて裏門から出ていかないと! トカ、堤演出じゃなかったトカ、そんな所です。


 ちなみに「鋼」において、「失われたものの代わりに、得たものもあるはず」と投げかけられた主人公、エドワード・エルリックは「代わりに得たものなんて何もない」と激昂して反発(#16「失われたもの」より)しておりました。参考までに。