『鋼の錬金術師』#44「光のホーエンハイム」


 今回も怒涛・特盛・阿鼻叫喚の展開で、何を書けばいいのやらといったところですが、終盤に向けてエドの精神状態がかなりよろしくない気がします。弟とは父親の事で、ロイとはヒューズの事で、父親には母親の事でわだかまりと苛立ちを抱え、対スロウス戦に備え、たった1人で母親の墓を暴くラストは痛かったです。


 以下キャラ別。

エドワード・エルリック(2年後姿解禁)
本編前のCMでお目見えした劇場版ポスターに絶叫。両足機械鎧!!? しかもそのポスターにアルフォンスがいないというのが……あわわわ。
アルフォンス・エルリック(お父さん大好き)
アルフォンスの優しさは寛容なんだけど、そこには肉体の喪失が大きく起因しているんだ、みたいな設定を某アニメ誌で読んでいると、自分たちを放り出していた父親に対するあの寛容さと懐きようもある意味イタい対応なんじゃないか、と穿って見てしまいます。
ロイ・マスタング(無能大佐)
ヒューズの一件で多分完全にエドに嫌われたかと。
ホーエンハイム・エルリック(お父さん)
練成陣ナシで練成した事で、人体練成やったのは確定。とすると、お父さんが造ったのは伏線から考えてエンヴィーっぽいです。かなりのクソ親父ぶりを予感したのですが、ライラの所に乗り込んだのは子供たちの為ですよね。クソ親父にも5分の魂が!(酷) 「もう身体が保たない」 → 「腐った体を香水で誤魔化してる」って、腐敗が進んだそんな状態で、よく子供なんて作れたね、とか思ってしまいました。スイマセン。
ライラ(ダンテ)
やっぱりダンテだった…。エドたちが再開した時点ではまだ元の彼女だったのかな…(涙)。しかし、乗っ取った身体はすぐに腐敗していくみたいで……あの、まさか、次の身体はロゼですか? 


 兄弟の知らない所で、事態がばかすか動いてるんですが、とりあえずホーエンハイムもライラも錬金学の研究成果で普通の人間以上の精神構造を有してしまった模様。そんなホーエンハイムの血を濃く受け継いだエドがまともでいられるのか、とか、何かもうその他にもラスト姐さん串刺しだけど、結構平然と会話とか、グラトニーは何だかんだラスト好き? とか、ホムンクルスのアジトはそのままOPの激戦地区とか、マルコーとかタッカーとかはどこへ……トカトカ、色々あれこれ気になってしょうがないのに、来週はオリンピック進行でオンエア休止って……アイター!!!