「世界の中心で、愛をさけぶ」#2
アキのファーストキスが学級委員長に奪われ、サクのファーストキスがスケちゃんに奪われたくだりで、脳神経が萌えに焼き切れてしまい、後の展開がどうでもよくなった#2です。一体スタッフはどこの客層のニーズに応えたんですか。さっぱりわかんねぇー!!(絶叫)
以下、個別にツッコみ。
- サクとアキ(バカップル)
- 完全にアキに振り回されまくっているサクです。スカートあげてサクを誘惑トカ、体操服とか今回もアキはサービス満点ですね。
- 交換テープ
- サクからのテープを捨てたアキパパのクソ親父ぶりに怒り狂いました。や、山田のナマ声テープを!! 勿体ねぇ!!(何いってんの)
- 大人サク(放浪中)
- 医者が入院中の病院を抜け出すなんて、医者失格!!
- コロッケパン争奪戦
- こういうくだりの小ネタは堤演出っぽいですね。しかし、今回結局2人は仲良くお昼を一緒にできませんでしたが、次回はできるんでしょうか。つうか図書室はフツー飲食禁止じゃないのか!!?
- 安浦君(田中圭)
- アキに恋する学級委員長。知る人ぞ知る、「ウォーターボーイズ」の安田君です。安田の時もそうでしたが、穏やかな中に腹黒っぽい感じがよく似合います。委員長の逆襲はあるのかないのか。密かに期待。
- 紫陽花
- 過去はピンク、現在は青。青い紫陽花の土壌は酸性……という事は17年の間に土壌汚染が進んだという事でしょうか(違)。紫陽花の色が変わってたから、アキの骨を散骨できなかったという演出はウマいですね。
- ジイちゃん(仲代達矢)
- 一途に人を思い続ける事が決して美しくも何ともない事は、大人サクの惨めっぷりに象徴されているというのに、何でジイさんの話は美しく撮っちゃうのかそこは解せません。このくだりは原作部分なんですが、本当に原作パートになるとつまんな(略)
- 墓荒らし
- #2のハイライトともいうべき墓荒らしですが、ジイちゃんのくだり同様ミジンコも共感できない、というかそれ以前に犯罪!! 犯罪!! 器物損壊!! ジイちゃんたら散骨をサクに依頼してたけど、許可のない散骨も軽犯罪!! ここでドン引きして大分目が醒めました。いやこれも原作にあるシーンなので、ある程度覚悟してましたけど……。ちなみに映画ではサクとアキで墓荒らしてます。
というワケで、感動で泣くという事は全くないんですが、普通に楽しんでます。下手に号泣とかつけないで、よいものを作って欲しいですね。